アカ凸直伝勉強法~模試の使い方編

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今回のテーマは、「模試」です。

5月短答の直前期に入り、本格的な模試や直前答練等のシーズンかと思います。

そこで今回は、模試や答練との向き合い方について、私の受験生時代の失敗例を交えて、お伝えできればと思います!

今回は、短答式試験の直前期ということで、主に短答式向けの模試や答練についてのお話をしていきたいと思います。

皆さんは、模試や答練とどのように向き合っていますか?

模試や答練は、多くの受験生にとって、勉強の到達度合や合格可能性を測る機会として活用していると思います。

皆さんに今日お伝えしたいこと(アカ凸でも繰り返し刷り込まれる考え方です)

模試を信じすぎてはいけない!

ということです。

それはなぜなのか、見ていきましょう

模試を信じすぎてはいけない理由 2選

1.ヤマ当ては完璧ではない

模試や答練は、各専門学校の実力講師陣が腕によりをかけて、作成した珠玉の問題から構成されます。当然、直近の出題傾向を踏まえて作られており、ヤマ当てという役割も担っています。

しかし、ヤマ当ては完璧ではありません。

本試験では、誰も予想していなかった分野からの出題も十分にありえます。

(過去には、試験範囲外から出題するというルール違反もありました、、、)

ヤマ当てを盲信しすぎては、いけません。

ふーん、こういう予想なのかー

これくらいの距離感で付き合いましょう

アカ凸では、こういった理由から、ヤマ当て講義は廃止されました。

皆さんも、ヤマ当てを盲信するのではなく、

この論点が出題されたら、どうしようかなー

  • 切る
  • 本試験前に軽く復習しておく

など、ヤマ当てをリスクアプローチの一貫としてうまく活用しましょう!!

2.合格可能性は測れない

模試の結果と合格は、関係ありません!

理由は、

  • マークシート方式だと、真の実力を測りづらい
  • 出題範囲の網羅性に限界がある

からです。

皆さんご存知の通り、短答式試験はマークシート方式の試験であり、模試や答練もその方式です。

すると、どうしても運の要素は、排除しきれず、真の実力を完璧に測れるわけではありません。

例えば、理論問題で4肢のうち、3肢の正誤判定は正しく行えたとしましょう。

3肢は正しく判定できていたのですから、模試ではその問題を正解したことになります。

もし、正誤判定が出来なかった残りの1肢が、運悪く本試験で出題されてしまったとしたら、、、

模試での実力は、本試験で反映されないことになります。

また、模試や答練には回数の制限があり、カバーできる範囲(網羅性)には限界があります。(特に理論科目!!)

模試の結果は、出題された範囲に限定された実力とも言えます。

網羅性を確保するためには、

  • 計算科目 ⇒ 基礎答練や応用答練
  • 理論科目 ⇒ 一問一答問題集、過去問

を使って、試験範囲を網羅的に学習しましょう!

模試は、実力の確認には良い手段ですが、合格可能性を判断する手段としては、絶対ではありません。

アカ凸では、「模試の全国1位、本試験落ちる説」を例にたびたびこの話をされます。

模試は、あくまでも現時点での立ち位置の確認にすぎません。

結果が振るわなくても、合格できるかどうかとは一切関係がありません!!!

私自身、模試で合格ボーダーを超えたのは、1番最後に受けた模試たったの1回。

そのときも、合格ボーダー60%で、私が62%くらいだったと思います。

しかし、そこから1か月後の本試験では、合格ボーダーを14%上回ることができました。

本試験まで時間はまだまだあります!

これからの1か月で、いくらでも伸びます!

絶対に諦めてはいけない!

皆さんなら絶対にできるからです!!

模試のおすすめの使い方

時間配分や問題の取捨選択の練習の場にする

多くの答練は、本試験よりも少し難易度が高めに設定されていると思います。

そこで、地雷問題と必ず取るべき問題を見極める目を養って欲しいという製作側の狙いが、あるからです。

ここでは、多くの方が不安を抱えるであろう管理会計論を例にとります。

私の管理会計論の目標は、

  • 理論:5〜6問正答/8問中
  • 計算:2〜3問正答/8問中

これで50点取れれば、御の字だと思っていました。

(管理会計論の攻略法については⇒https://roadtocpa.net/c1/kanri_tantou.ver2.0.html

特に計算問題は、5問手をつけて、2〜3問正答を狙っていました。

逆に言えば、手を出さない問題が3問あることになります。

この見極めに模試を活用していました。(模試では、ほぼ成功していないのは内緒です笑)

こんな感じで時間配分の練習の場としてうまく活用していきましょう!

逆に言えば、企業法や監査論など時間に余裕のある科目は、時間を測って解く必要はないかなと個人的には思います。

回転させない(解き捨てでいい)

基本的に答練(特に直前期のもの)は、解き捨てタイプで、繰り返し解き直すことを想定して作られてはいません。

もし、回転させるのならば、基礎答練や応用答練といった類の答練に戻りましょう!

こちらの方が、取り組みやすく、かつ、論点も網羅的に抑えられるというメリットがあります。

まとめ

今日のまとめです。

模試を信じすぎてはいけない理由2選

  • ヤマ当ては完ぺきではない⇒「ふーん、そうなんだ」くらいの距離感が大切
  • 合格可能性は測れない⇒現時点・限定された範囲での実力にすぎない

模試のおススメの活用法

  • 時間配分の練習の場⇒捨てる問題の見極め、など
  • 解き捨てでいい⇒回転用教材を活用する

最後に

合格者に共通する思考をお伝えします。

模試や答練の結果に、良くも悪くもこだわらない

結果が良くても悪くても、「現時点ではこんな感じか。」くらいの距離感で付き合いましょう!

模試や答練は、現時点での立ち位置の確認にすぎません。

残りの期間で100点は、余裕で伸ばすことができます!

(直前期の勉強法についてはコチラ

最後まで全力で駆け抜けていきましょう!!

では、今日もありがとうございました!

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