こんにちは!
- 現役テニスコーチ
- 公認会計士試験合格者
- オンライン公認会計士受験予備校「アカ凸」作問担当
のそーちゃんです。
今回は、簿記講座の第2回「損益計算書」について、お伝えしたいと思います。
- 損益計算書とは
- 損益計算書の中身
- 収益とは
- 費用とは
- 利益とは
という形でお伝えしていきたいと思います!
損益計算書とは?
損益計算書は、ある会社が1年間にどれぐらい儲かったかの成績を表します。
学校の通知表の「会社版」みたいなものです。
損益計算書を見れば、
- いくら(どんな風に)稼いで
- いくら(どんな風に)使って
- 結果、手元にいくら残ったのか
がわかります!
損益計算書のつくり
では次に、損益計算書の中身をみていきましょう!
損益計算書のつくりは、
右側に、稼いだお金 (これを「収益」と呼びます)
左側に、使ったお金 (これを「費用」と呼びます)
を書きます。
すると、使ったお金(費用)よりも、稼いだお金(収益)の方が多ければ、
右側(収益)と左側(費用)の間に、「段差」ができますよね。
この「段差」が手元に残ったお金、つまり「儲け(利益)」になります。
もし、稼いだお金よりも、使ったお金の方が多ければ、
反対側に「段差」ができます。
この場合の「段差」は、「赤字」(つまり、儲からなかった)ということになります。
収益ってなに?
それでは、損益計算書の中身について、詳しく見ていきましょう!
まずは、収益です。
収益は、損益計算書の右側に来る項目です。
収益とは、簡単に言うと、会社が「なにで」お金を稼いだか、です。
この「なにで」にあたる「イベント(出来事)」を「収益」として表します。
例えば、
- モノを売ったとき → 「売上」
- (銀行などから)利息がもらえたとき → 「受取利息」
- (大家として)家賃がもらえたとき → 「受取家賃」
こんな風に表します。(細かい用語は、まだ覚えなくていいです。)
ここで覚えてほしいこと
収益 ⇒ お金が入ってくる
お金が入ってくる ⇒ 嬉しい!
「収益」= 「嬉しいイベント」と覚えましょう!!
費用ってなに?
次は費用です。
費用は、収益の反対です。
費用は損益計算書の左側に来る項目です。
費用とは、会社が「なにに」お金を使ったか、です。
この「なにに」にあたる「イベント(出来事)」を「費用」として表します。
例えば、
- (売るための)商品を買ったとき → 「仕入」
- 手数料を支払ったとき → 「支払手数料」
こんな風に表します。(細かい用語は、まだ覚えなくていいです。)
ここで覚えてほしいこと
費用 ⇒ お金が出ていく
お金が出ていく ⇒ 嬉しくない!
「費用」=「嬉しくないイベント」と覚えましょう!
損益計算書の仕組み
これが損益計算書の完成形です!
右側からお金が入ってきて
左側からお金が出ていく
出ていかなかった部分が、「利益(儲け)」として残る
これが損益計算書の仕組みです‼︎
収益が右側、費用が左側にくる
このことは、ぜひ覚えましょう!
まとめ
損益計算書の中身
収益 = 嬉しいイベント(お金が入ってくる)
費用 = 嬉しくないイベント(お金が出ていく)
損益計算書の仕組み
右側からお金が入ってきて、左側からお金が出ていく
⇒残った(出ていかなかった)部分が利益になる
右から来たものを左へ受け流す~(ムーディー勝山風)
※知らない人はググってね!!
難しい用語については、簡単な言葉でイメージをつかみましょう!
一度で覚えられなくても、全然問題はありません。
何度か目にするうちに、自然と覚えられるようになります。
焦らず、ゆっくりと学習を続けていきましょう!
では、また次回お会いしましょう!
今日もありがとうございました!
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