こんにちは。
- 現役テニスコーチ
- 公認会計士試験合格者
- オンライン会計士受験予備校アカ凸の作問担当
のそーちゃんです。
今回は、短答式試験まで残り2か月を切り、直前期に入ったということで、
短答突破のための直前期の勉強法をお伝えしたいと思います!
アカ凸の松本講師直伝の方法なので、皆さんもぜひ参考にしてみてください!
いよいよ直前期に入り、勉強の主軸が
計算から理論へとシフト
していく時期となります。
これまで
理論科目 3 : 計算科目 7 くらいの割合だったものが
理論科目 8 : 計算科目 2 くらいの割合に変わるイメージでしょうか
ここから理論科目の追い込み時期に入っていきます!
理論科目はここからが本番なので、まだ仕上がっていない状態でも全然問題ありません!!
というわけで、今回は直前期の勉強法を
- 理論科目
- 計算科目
それぞれに分けてお伝えしていきたいと思います!
また
直前期の勉強法~理論科目編
私が直前期、理論科目(特に企業、監査、管理の理論)でやっていた方法は、
過去問 ⇒ 条文
この流れを徹底して繰り返すことです。
では、具体的にそのやり方を見ていきましょう
用意するもの
- 過去問題集(一問一答問題集でも可)
- 条文(企業・監査は法令基準集、管理は原価計算基準)
やり方
まず、問題を解きます。
(過去問の場合は、4肢を1度にみるのではなく、1肢ずつ区切ってみていきましょう)
今回は、令和4年第Ⅰ回短答式企業法の問題8を例に見ていきましょう!
⚪︎か×かを判定する時に、
×の肢 ⇒ 間違っていると思う部分にマーカー
(加えて、正しい答えも思い浮かべられていれば、よりgood!)
⚪︎の肢 ⇒ その問題の論点(ひっかけを作れそうな部分)にマーカー
このように、⚪︎の肢にも×の肢にも、アウトプットを残します。
これは、⚪︎の肢の問題を流し読みしてしまうのを防ぐためです。
問題を解いていると、どうしても×の肢の方にばかり意識が向いてしまい、
⚪︎の肢を流し読みしてしまいがちになります。
すると、×の肢の問題の印象だけが残ってしまい、学習効果が半減してしまいます!
⚪︎の肢の問題にもアウトプットを残して、学習効果を最大限に引き上げましょう!
問題を解き終わったら、必ず解答解説を読みましょう!
解答解説には、問題と対応する条文根拠の記載が必ずあるはずなので、それらをチェックします。
今度は、条文(法令基準集や原価計算規則など)に移ります。
解答解説でチェックした、条文をマーカーしていきます。
×肢の場合は、ひっかけとして出題された内容もメモしておきましょう
こんな感じですね。
これを繰り返していくと、法令基準集に出題実績のある条文が蓄積されていきます。
私は、過去問10年分(20回分)をこのやり方で、法令基準集に書き込んでいきました。
法令基準集を
何回も出題されている条文には、チェックマークを入れておくと、条文の重要性も一目でわかりますね!
ちなみに、理論科目(特に財務の理論)については、
CPAの短答対策問題集を使用していたのですが、2022年5月28日で単科販売を終了するとのこと。
今後は、CPA生以外は購入できなくなってしまうみたいです。
なので今回は、紹介を割愛させていただきます。
タブレット端末を活用した勉強法
ここでおススメしたいのは、
iPad のようなタブレット端末の活用です。
タブレット端末のメリットは、毎回白紙の状態でスタート出来ることです。
紙媒体だと、どうしてもマーカーが残ってしまいます。
マーカーが残っている状態では、マーカー部分ばかりに目がいってしまい、学習効果が下がってしまいます。
かといって、毎回白紙の問題を用意するのは、大変ですよね。
そこで活用したいのが、タブレット端末です。
おススメは、iPadです!
私は、iPad air(第4世代)を使っていますが、Apple pencil 対応の物であれば、無印iPadでも大丈夫です!
iPad air
無印 iPad
まず、PDFになった過去問を用意します。
PDF化されたものを予備校から提供されていたら、それを使いましょう!
もしそれがなければ、
- 公認会計士・監査審査会から問題をダウンロードする
- 紙媒体の問題集を白紙の状態で、業者に裁断・PDF化してもらう
どちらも、少々手間がかかります。
予備校側からPDF化されたものをもらえるのが、1番ですね。
話を戻します。
次にタブレット端末側に、PDF編集アプリをダウンロードします。
アカ凸とそーちゃんのおすすめは、これです。
「GoodNotes 5 」
980円ですが、使い勝手は、抜群です!
合格後の実務補習所の勉強でも重宝されます!!
無料のものがいいよーって方は、こちら。
「Xodo PDFリーダー&エディター」
その他、マーカーとちょっとした書き込みが、できるものであれば問題ありません。
直前期の勉強法~計算科目編
私は、直前期ほとんどの時間を理論科目の学習に充てていました。
とはいえ、まったく電卓を叩かないのは不安でした。
私が行っていた勉強法は、
毎朝必ず、1問解く
です。
具体的なやり方を見ていきましょう!
用意するもの
- 短答式の過去問
その他、答練等の問題でも構いません。
ここでのポイントは、
「重要度A、難易度A」の問題に絞ること
直前期に重要度・難易度Bランク、Cランクといった
難しい問題にまで手を広げるのは得策ではありません。
その理由は、
- 自信を失いやすい
- 計算科目に充てる時間が多くなってしまう
直前期は、あくまでも理論科目に主軸を置くべきです!
計算科目は、これまでやってきたことの確認に徹することをおススメします!
やり方
やり方は、いたってシンプルです。
毎朝起きたらすぐに、計算問題を解く
ただそれだけです。
私は、毎朝「財務1問・管理1問」ずつ解いていましたが、
人によっては日替わりで1問ずつやるのもアリだと思います。
この方法のメリットは、
- 眠気覚ましになる
- 計算は、朝やるのが効果的
この2点です。
眠気覚ましになる
朝は、どうしても眠気でやる気になれませんよね。
計算科目は、電卓を叩いたり、下書を書いたりと何かと手を動かします。
また、考えることも多いので、脳が活性化されます。
なので眠気覚ましには、ピッタリというわけです。
計算は、朝やるのが効果的
計算科目は午前中、暗記科目は寝る前にやるのが効果的
という説を耳にしたことがある方、いらっしゃるのではないでしょうか?
脳科学的にも、これらの事実は立証されているそうです。
もちろん個人差や好みの違いはあると思いますが、
どうせやるんだったら
学習効果の高い時間帯である午前中に計算科目
を行うのはいかがでしょうか?
アカ凸活用術~連結会計編
私は、財務の個別問題と管理の計算については、短答式の過去問を使用していました。
連結の総合問題の対策については、
アカ凸 「短答総合問題集」
を使用していました。
”連結については、この問題集だけやれば間違いない”
と歴代の合格者が口をそろえる「神問題集」です!
問題集についてや講義内容については、過去記事で紹介していますのでこちらをご覧ください。
まとめ
今日のまとめです。
- 短答式試験の直前期にやるべきこと
としてアカ凸直伝のおススメの勉強法について紹介しました。
理論科目: 「過去問 ⇒ 条文」の流れで勉強する
ポイントは、「アウトプットを残すこと」
目で追うだけではなく、手を動かしましょう!
計算科目: 1日1問程度(おススメは午前中)
ポイントは「難しい問題に手を出さない」
直前期の主軸は、理論科目に置きましょう。
計算は、確認程度で済ますことが大切。
直前期の過ごし方次第で、点数は大きく変わります!
今回の短答、正直ムリかな、、、
と思っている方でも大丈夫!
全然、間に合います!
今日紹介した方法を参考に、最後の追い込みをかけて
合格を勝ち取りましょう!!
皆さんなら絶対にできます!!!
では、本日もありがとうございました!
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