みなさん、こんにちは!
公認会計士試験合格者(アカ凸永久会員)及び
オンライン予備校「アカ凸」製作担当のそーちゃんです。
今回のテーマは、「金融リテラシー」です!
今回の記事は
- 金融リテラシーとは何か
- 金融リテラシーって何に役立つのか
- 会計士と金融リテラシーの関係
の3本でお送りします!
というわけで、
「金融?リテラシー?なにそれ、難しそう」って方も、
「聞いたことはあるけど、あんまりよくわかんないや」って方も
一緒に「金融リテラシー」について考えてみましょう!
金融リテラシーって何?
皆さんは
「金融リテラシー」
という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
簡単に言えば、
金融リテラシーとは、
お金に関する知識
です。
ひとえに「お金に関する知識」と言っても
その分野は幅広く、
保険、年金、金融、不動産、相続 などなど
多岐に渡ります。
世の中、お金がすべて
ではありませんが、
お金と人生
この2つは、切っても切り離せない関係にあります!
金融リテラシーって何の役に立つの?
では、皆さんの金融リテラシーを
簡単にテストしてみましょう!
問題です!
出題元:知るぽると「金融リテラシークイズ」
https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/literacy_chosa/literacy_quiz/
第1問
金利の上昇局面での適切な対応はどれでしょう
- 運用・借入ともに固定金利にする
- 運用は固定金利、借入は変動金利にする
- 運用は変動金利、借入は固定金利にする
- 運用・借入ともに変動金利にする
解答
金利についての問題ですね。
金利が上昇局面ということですから、
将来、金利が上がっていく
ことが予想されます。
資産運用は、運用収益が高ければ高い方がいい
→金利の上昇局面では、変動金利の方が高収益
一方、借入は、金利の負担コストが低い方がいい
→金利の上昇局面では、固定金利の方が低コスト
正解は「2. 運用は変動金利、借入は固定金利」になります。
利益をたくさん上げるには、
- 収益は多い方がよい。
- 費用は少ない方がよい。
簿記の基本となる考え方ですね。(簿記最強説。みんな簿記をやろう!)
考え方自体は、めちゃめちゃシンプルですが、
情報量が多いと混乱するかもしれません。
もう1問行きましょう!
第2問
10万円の借入があり、借入金利が20%です。
このとき返済をしないと何年で残高は倍になるでしょう。
- 2年未満
- 2年以上5年未満
- 5年以上10年未満
- 10年以上
解答
複利計算についての問題です。
電卓で
1.2 × × = = =
と3回イコールを押したところで、
2.0736となり、2を超えますから、
答えは「4年」と求めることができます。
では、
「電卓を使わずに解く」
にはどうしたら良いでしょうか?
資産運用の世界では、
「72の法則」
というものがあります。
これは、
「72を利率で割った数 ≒ 元本が2倍になるまでの年数」
というものです。
これを使うと
72÷20=3.6≒4年
と算定することができます。
いかがでしょうか。
「こんなの簡単じゃん!」
って思われた方もいるかもしれません。
ですが、これ、
学校教育では、ほとんど習わないですよね?
お金の知識は、国民全員に必要なもの
にもかかわらず、
自分で進んで勉強しない限り、永遠に知らないのです!
「金融リテラシー調査」では、
このような問題を出題し、結果を統計的に分析します。
その結果、こんな事実が判明しました。
- 日本は、欧米諸国より正答率が低い
- 日本では、金融教育を受けている人が、諸外国よりも少ない
日本オワコン説の原因の一端がここにあるような、ないような、、、
とにかく、
金融リテラシーは、国民全員が知っておくべき知識
なのです!
金融リテラシーと会計士
では、会計士の金融リテラシーってどうなんでしょうか。
アカ凸のイベントでの出来事です。
アカ凸永久会員(試験合格者)の飲み会の席でこんな会話がありました。
みんなって、何にお金使うの?
これといった趣味がなくて。
だから家を建てちゃいました!
おおー、それはすごいね。
ではここで問題です。
この後の会話は、どう展開されるでしょうか?
- 間取りの話
- 年収の話
- 控除の話
なんとなく分かるかもしれませんが、
答えは「C. 控除の話」です。
住宅ローン減税制度をフル活用しながら、繰り上げ返済をする。
- こういう話にすぐなるところ
- こういう会話が盛り上がるところ
さすが論文合格者だなと思いました。。
会計士試験では、簿記、租税法、経営学など
金融リテラシーに関する分野についても深く学びます。
ゆえに、
会計士の金融リテラシーは、一般的に見て、高い
といえるでしょう。
とはいえ、知識に偏りがあるのも事実です。
ちゃんと学ばないと、
カモやサギにやられるリスクが、、、
それはなぜか?
理由は単純です。
士業は、高収入だからです。
販売員サイドからすれば、
同じ保険や投資商品を売るにしても、
医者、弁護士や会計士といった
高収入の職種の人たちに販売した方が、
単価は上がりやすく、販売実績を上げやすくなります。
勧められるがままに、
月々15万円以上の保険を契約させられていた
なんてケースもあるみたい、、、
自分自身を守るためにも
最低限のお金の基礎教養は身につけておいて、損はない
と感じています。
結論:
ファイナンシャル・プランナーを受験します!
というわけで、FP試験を受験してきたので、
その体験記を次回の記事にしたいと思います!
ではまた、ありがとうございました!
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