ファイナンシャル・プランナー(FP試験)受けてみた。

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こんにちは。

  • 公認会計士試験合格者(アカ凸永久会員)
  • オンライン受験予備校アカ凸製作担当

のそーちゃんです。

今回は、先日行われた

ファイナンシャル・プランナー(FP)3級

を受験(無事、合格!)したので、

その体験記を書こうと思います!

記事の内容は

  • FP試験ってどんな試験?
  • 受験の目的と感想

の2本でお送りします!

FP試験ってどんな試験?

お金の基礎教養を学べる試験

ファイナンシャル・プランナー(FP)試験

最大の特徴は

お金の基礎教養を学べる

ことです!

FP試験は、

お金の基礎教養を学ぶのに最適な試験

と言われています。

その理由は、

試験範囲が多岐にわたり、

お金に関して幅広く学べるからです。

試験範囲は6つの項目から構成されます。

それぞれ簡単に見ていきましょう!

試験範囲出題内容個人的感想
ライフプランニングと資金計画FPの役割、公的年金制度、社会保険社会保険や公的年金制度は
絶対知っておいた方がいい知識。
計算は複利計算が中心で、複雑なものはない。
リスク管理保険(生命保険・損害保険など)各種保険の内容など、知らないものばかり。
細かい数字(〇年とか〇万円以下とか)を覚えるのが大変。
金融資産運用金融商品の種類や特徴、ファイナンス理論など投資経験(つみたてNISAなど)があれば簡単だが、興味がないと大変かも。
タックスプランニング所得税(所得の分類、所得控除、税額控除など)所得税の計算方法を総ざらい。
意外と細かいところも聞かれる。
不動産土地・不動産の評価、不動産取引、不動産に関する法令など日常生活ではほぼ馴染みのない分野。
細かい数字を覚える必要がありまあまあ大変。
相続・事業承継相続税、贈与税、財産評価などほとんどの人にとってなじみのない分野。
相続税は、この先必ず役立つ知識。
一部計算もあるが、理論寄りの計算問題。

ちなみに

公認会計士試験の試験範囲との比較

試験範囲会計士試験の勉強生かせる度個人的感想
ライフプランニングと資金計画15%年金現価係数を用いた計算は、会計士受験生の十八番。
理論分野はほぼ初見。
リスク管理5%ほぼ初見の分野。 一部、租税法の知識をいかせる部分もある。
金融資産運用90%ポートフォリオ理論など、経営学選択の人にとっては有利かも。財務(オプション取引など)や管理(財務諸表分析など)の知識も生かせる。
タックスプランニング100%内容は所得税の計算なので、租税法の知識が丸々活かせる。
不動産5%土地の譲渡の課税方法などで一部生かせるが、ほぼ初見。
相続・事業承継1%こちらもほぼほぼ初見。 補習所の税務考査の試験範囲なので、合格者(J1)は勉強することになる。

会計士試験の分野だとこんな問題が出題されます。

  1. (  )は、当期純利益を自己資本で除して求められる。(2018年9月)
  2. 36年間勤務した会社を定年退職した給与所得者の所得税における退職所得控除額は、(  )となる。

実際の本試験では、3つの選択肢から答えを選びます。

ちなみに解答は、

  1. ROE
  2. 800万 +(36年-20年)× 70万 = 1,920万円

2問目は、会計士試験の論文式で出題されてもおかしくはない気が、、、

(問題は難しいものもありますが、合格は難しくないのでどうぞご安心を。)

その他の特徴

その他の特徴はこんな感じです

  • 学科と実技の2部構成
  • 合格点は60%以上

学科と実技の2部構成

FP試験は、学科試験と実技試験の2部構成となっています。

午前中に学科試験、午後に実技試験が行われます。

学科と実技と言われると、なんか運転免許試験を連想しますが、まったく違います。笑

どちらもペーパーテストです。(まぎらわしい名前つけるなよ、、、笑)

それぞれ内容はこんな感じです。

 形式内容
学科〇×問題30問、三択問題30問(計60問)
試験時間120分
基本的な理論問題と計算問題で構成される。
実技申込団体によって形式が異なる。
金融財政事情研究会:三択15問
日本FP協会:三択20問
試験時間はいずれも60分
内容も申込団体によって異なる。
学科がどちらかと言えば教科書ベース、実技は事例を基にした出題がなされる。

合格点は60%以上

FP試験の合格ボーダーは60%で、絶対評価の試験です。

合格率は、60~80%程度です。

(最近では、90%近くが合格している回も!)

受験者数は、7万人程度です。

(日商簿記検定3級の受験者数が10万人程度なので、それに匹敵する規模ですね。)

実際に試験会場に行った時の、人の多さにはビックリしました。笑

FP3級試験には、受験資格がありません。

誰でも受けられます!

ちなみに2級試験の受験には、3級の合格が必要。(ここが日商簿記検定と異なる。)

本音としては、2級からスタートしたかったのですが、やむなく3級から、、、

「急がば回れ」ってことですね!

受験の目的と感想

今回、なぜファイナンシャル・プランナーを受験しようと思ったのか?

それは

お金の基礎教養を身につける

ためです。

実際に受けてみてどうだったか?

受けてよかった

と思っています。

その理由は、

まだまだ知らないことばかり

ということに気付けたから。

例えば、今回こんなことを知りました。

年金の受給開始年齢を5年遅らせると、

月々の受給額が42%増える

って知ってました?

仮に月々の受給額が10万円だとすると、

受給開始年齢を遅らせることによって

月々14万円もらえる

ってことです。

もちろんこの制度にはメリット・デメリットはありますが、

知っているのと知らないのとでは大きな差ですよね!

知っているだけで選択肢が増える。

勉強は、世界を広くしてくれますね。笑

チャンスがあれば、

FP2級・1級にも挑戦したいと思います!

まとめ

ファイナンシャル・プランナーってどんな試験?

⇒ お金の基礎教養が学べる、生活に役立つ知識満載の試験

実際受けてみてどうだった?

⇒ 知識は世界を広げてくれる!

みなさんも

ファイナンシャル・プランナー(FP試験)

受験されてみてはいかがですか?

ではまた。ありがとうございました!

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